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液状化による岸壁の被害例 |
1995年1月の兵庫県南部地震では液状化によって数多くの構造物に被害が生じました。地震時に液状化するかしないか、あるいは液状化した場合、構造物にどの程度の被害を及ぼすのかを把握することは耐震設計上重要な課題です。
我が国では標準貫入試験のN値及び採取試料の粒度試験結果に基づく液状化予測が一般的に行われています。しかし、この方法では時間がかかる上に、地層の状況を連続的に把握できません。当社では迅速、かつ連続的に高精度なデータが得られるコーン貫入試験によって地盤が液状化する可能性を予測する手法を開発しました。 |
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| コーン貫入試験は長さ47cm、直径3.6cmのコーン貫入体を一定速度で地中に貫入しながら先端抵抗、周面摩擦、間隙水圧を測定する試験法です。さらに、これらの各測定成分を組み合わせることで砂や粘土などの土質を判別できます。 |
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| 兵庫県南部地震を初めとする過去の地震で、液状化が生じた地点及び生じなかった地点でコーン貫入試験を実施しました。その結果、コーンの先端抵抗と地震時に地盤中に作用した繰返しせん断応力比の間に液状化・非液状化の境界を示すことができました。この関係から地盤の液状化抵抗を推定することが可能です。 |
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各測定値のみから土質判別が可能なため、粒試験の必要がなく、試験後直ちに液状化予測ができます。 |
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深さ方向に連続的にデータが測定され、標準貫入試験では見落としがちな中間の薄層も評価できます。 |
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深度20mの試験を1時間程度で行えるため、短期間に数多くの地点の予測が可能です。 |
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地震時に、地盤中に作用する繰返しせん断応力比とコーンの各測定値から推定した液状化抵抗を比較して液状化の予測を行います。液状化の可能性は液状化安全率F 値として深度方向に連続的に出力され、多数の試験を行うことで三次元的な液状化層の分布を評価できます。
本予測手法は、液状化対策としての地盤改良の効果確認や地震被害調査にも利用されています。 |
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※当開発・研究は、鹿島技術研究所によるものです。
※この調査に関しては、当社を含み全国で3社、鹿島技術研究所と基本契約を交わし、使用承諾権を得ております。 |
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